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皆さん、スリランカ国内の移動手段についてお悩みではないですか?
国内と市内の交通手段はいくつかあります。車やバスが主流ですが、その他にも鉄道や、珍しいものではエアタクシー(水上飛行機)も存在します。
国土面積が意外とかなり大きいスリランカ(なんと北海道の約0.8倍!)での移動を、それぞれの行き先や旅行のスタイルに合わせてスマートにこなし楽しい旅にしましょう!
【移動手段その1.】 タクシー
スリランカの玄関口であるバンダーラナーヤ国際空港(Bandaranaike International Airport)に到着してから市内へ移動する方法は基本的に車しかありません。
到着ロビーにタクシーカウンターがいくつ
か並んでいるのでそこでまず料金を支払います。行き先によって料金は異なりますが、分かりやすい料金表が用意されているので心配ありません。
ただ一つ注意が必要なのが、タクシー会社によって料金が大幅に異なることがあるということです。以前タクシーに乗るために料金の支払いを行っていた際なんとなく隣のカウンターの値段を見てみるとなんと倍も値段が違いました。
しっかり比較してできる限り割の良い会社を選びましょう!
→2020年追記:ネゴンボ・コロンボ行きは現在価格差はなくなり、どこも同じ値段になりました。
料金を支払ったらいよいよタクシーに乗車です。乗り場は到着ロビーを出てすぐです。出口へ行くとタクシー会社のスタッフが指定の車まで案内してくれるのでとても簡単です。
乗車する際は念のためドライバーさんと今一度行き先を確認しておきましょう。
〔空港から各市内まで〕
行き先 |
料金 | 時間 |
ニゴンボ |
Rs2,500 | 15分 |
コロンボ | Rs3,500 | 45分 |
キャンディ | Rs15,000 | 3時間 |
ゴール | Rs15,000 |
3時間 |
*その他のおすすめの手段として、宿泊予定のホテルやゲストハウスに送迎を依頼することもできます。各自で事前に問い合わせてみるといいかもしれません。
*空港バスもあります。しかしこの手段は少し不便。
到着ロビーを出た左手100メートル程先に無料シャトルバス乗り場があります。このバスに乗って一度別ターミナルへ移動し、そこからまた更に行先別のバスに乗り換えて目的地へ向かいます。
ホテルへ直行できない上に、大きなスーツケースをいちいち動かすのも一苦労です。また日本からの到着便はほとんどが深夜着なのでバスが運行していない場合もあります。
【移動手段その2.】バス
庶民の間で一番主流とされている移動手段がバスです。なんといってもとても安いのです!路線も本数も多いので便利です。バスには種類があります。
まず国営(SLTB-Sri Lanka Transport Board)と民営とで分かれていますが、料金の差はほぼありません。重要なのは、ノーマルかインターシティのバスかの差です。
ノーマルのバスは国営(SLTB)で、乗客の降りたいところで自由に停車していきます。運賃はとても安いのですが、デメリットとして時間がかなりかかり読めないということ、またエアコンもありません。
インターシティのバスは主要の町のみに停車します。なので都市間を移動したい場合にはこちらをおすすめします。ただし運賃はノーマルバスの約2倍です。エアコンは付いていますが、効きすぎて寒いこともしばしばあります。
〔メリット、デメリット〕
ノーマル | インターシティ | |
運賃 | 安い | ノーマルの2倍 |
停車駅 | どこでも可 | 主要な町 |
時間 | 長い | 短い |
エアコン | 無 | 有 |
バスに乗るには幾つかの関門を通り抜けなければなりません。
まずは乗り場であるターミナル探しです。
コロンボやキャンディなどの行き先、更にバスの種類によってターミナルは何個にも分かれています。
ターミナルを見つけたら、そこに停車している数台のバスの中から自分の乗るバスを見つけなければなりません。自分のバスに乗車してから車掌さんに料金を支払ってください。荷物が大きければ預かってくれますが、別料金を払わなければならない場合もあります。
バスは乗るまでがとても複雑なので、分からないことがあれば周囲にいる人や客引きに聞けば快く案内してもらえます。
〔コロンボから〜〕
行き先 | ノーマル | インターシティ | 時間 |
ニゴンボ | Rs57 | Rs120 | 1時間 |
キャンディ | Rs155 | Rs245 | 3時間 |
ゴール | Rs150 | Rs295 | 3時間半 |
〔キャンディから〜〕
行き先 | ノーマル | インターシティ | 時間 |
ポロンナルワ | Rs183 | × | 4時間 |
アヌラーダプラ | Rs190 | Rs360 | 4時間 |
ダンブッラ | Rs100 | Rs200 | 2時間 |
【移動手段その3.】鉄道
スリランカの鉄道は本数が少ない上に時間もかかってしまうので交通の手段としてはおすすめではありません。
しかしその情緒あふれるレトロな車両と、車窓から見る美しくのどかな風景を味わうために乗ってみる価値はあります。中でもキャンディからナヌ・オヤ(ヌワラエリア)方面へ向かう列車は広大で緑あふれる茶畑の絶景を楽しむことができる世界有数の路線です。この路線は観光客で大変賑わっています。
展望列車も設けられていて、出発日も10日前から予約をすることができます(予約は必須です)。
その他のおすすめの路線はコロンボからゴールへ向かう海岸線です。海と太陽と潮風を味わうことのできる旅行客に人気な路線です。鉄道は3クラスに分けられています。
1等は都市間を結ぶ特急列車など、限られた列車でしか見られません。
上記の展望列車も1等車に区分されます。
2等車は通路を挟んだ両側に2人がけの座席が配列された、比較的ゆったりとした空間を持つ列車です。座席もソフトシートで座り心地が良いです。
3等車は2〜3人がけの木製のシートが対面式で、通路を挟んだ両側に配列されている列車です。地元民に人気は列車で、満員電車になることもあります。座席は硬いベンチのようなものなので長時間の移動には不向きです。
鉄道に乗るためには、まず駅のカウンター窓口でチケットを購入します。
窓口は路線とクラスによって幾つかに分かれています。当日慌てないためにも前日に購入しておくといいかもしれません。チケットを購入したら改札を通ります。列車の行き先、時刻、ホームはレトロな案内板を見て確認してください。
指定のホームに着いたら、あとは列車を待つだけです。始発駅でない駅では列車が遅れてくる場合の方が多いです。1等車は指定席ですが、その他は自由席なので座席の確保は頑張ってください!またホームの変更もよくあることなので駅員さんか周囲の人に確認することをお勧めします。
〔路線〕〔コロンボから〜〕
行き先 | 1等車 | 2等車 | 3等車 | 時間 |
キャンディ | Rs500 | Rs280 | Rs180 | 2時間半 |
ゴール | × | Rs180 | Rs120 | 3時間半 |
アヌラーダブラ | Rs900 | Rs450 | Rs160 | 5時間半 |
〔キャンディ(ペーラーデニヤ)から〜〕
行き先 | 1等車 | 2等車 | 3等車 | 時間 |
ナヌ・オヤ | Rs300 | Rs160 | Rs90 | 4時間 |
*スリランカ鉄道:www.railway.gov.lk
【移動手段その4.】 スリーウィーラー
市内の交通手段として一番よく使われるのがスリーウィーラーです。いわゆるトゥクトゥクと一緒で、タイヤが3輪ついたエンジン付きの小さな車です。
料金はその都度ドライバーさんと交渉します。コロンボではメーター制のものもあり、初乗りはRs50、1キロごとにRs35が加算されます。
メーター制のスリーウィーラーは屋根に”METER”と表示されているので区別がつきやすいです。乗車する際はメーターがちゃんと動いているか確認してください。
コロンボでは流しのスリーウィーラーが沢山走っているので乗りたい時は手を上げて停まってもらいます。
ドライバーさんに行き先を告げ、メーター制でないものであれば料金の交渉を一緒に行います。この時値段を高めに言われることもあるのでよく交渉しましょう。
交渉が成立したら乗車してください。料金は後払いですが、お釣りがないことがほとんどなので細かい紙幣を持っておきましょう。チップは不要です。
メーター制のタクシーもありますが、コロンボ意外の市では流しのタクシーを見つけるのは難しいです。電話で一台手配をすればだいたい30分前後でお迎えに来てくれます。
*Kangaroo Cab:011−258−8588
*Ace Cabs:011−281−8818
【移動手段その5.】 エアタクシー
スリランカの国内線は全て水上飛行機、エアタクシーです。コロンボを拠点に16カ所へ定期便が運行されています。
季節と天候によってスケジュールが変更、運休になることもあるのでホームページでチェックをしておくといいです。コロンボから一番遠い場所だと車で10時間以上かかりますが、エアタクシーを使えば約1時間で辿り着くことができます。
乗り場は川か海か湖です。国内線ですが、搭乗するためにはパスポートが必要となります。お忘れのないように。荷物は一人20kgまで預けることができます。
【移動手段その6.】ツーリストカー(タクシーチャーター)
ツアー等で利用される専属ドライバー付きのチャーター車、タクシー、バンのことです。
宿泊数や時間が限られている方、また国内各地に点在する遺跡や世界遺産を巡りたい方々には一番簡単で便利な移動手段です。
料金は各会社により異なりますが、走行距離によって決まるものもあれば、数日間チャーターする場合は日数によって決まることもあります。
専属ドライバーが旅のお供をしてくださるので、自分の好きなタイミングで好きな場所へ自由に常に移動することができます。道中コンビニやスーパー、お土産屋さん、またふと目に止まったおもしろそうな場所にもドライバーさんに一声かければ簡単に寄り道することができます。
移動手段が数多くあるスリランカでも、どれも手間がかかったり時間を多く有したりするものばかり。
国土が本当に広いスリランカの移動を簡単且つストレスフリーに行うためには結局車をチャーターするのが一番効率的で便利なのです。
タクシーチャーター会社はドライバーが個人でやっている小さいところから、大きい会社までいくつもありますが、年間1,000名以上が利用し、日本人経営者、日本語ドライバー、日本語スタッフが常駐するSri Lanka Taxi Serviceが手頃なお値段と高いサービス・ドライバークオリティをほこり、200件以上の口コミで1番人気です。是非お問い合わせください。
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