スリランカを代表する動物といえばゾウです!
日本では動物園へ行かないと滅多にお目にかかることのできないゾウさんですが、スリランカではゾウさんに会えるスポットが何箇所もあります。
その中でも最も有名で人気なのが、ピンナワラに位置する「ゾウの孤児院」(Elephant Orphanage)です!
ここへはキャンディから車を西へ約1時間半走らせれば辿りつくことができます。
広大な自然の中でのんびりと暮らすゾウさんの群れを間近で見ることのできる場所はずばりここだけです。
迫力満点の光景を見に、そして可愛いゾウさんと戯れに、ピンナワラへ是非立ち寄ってみてください。
小さいお子様がいらっしゃる方には特におすすめです!
ではゾウの孤児院について詳しく紹介したいと思います★
・ゾウの孤児院ってなに?
ここは母親とはぐれてしまったり、怪我をしてしまったり、死別してしまったゾウの子供を保護するための施設です。
スリランカ政府の野生生物保護局が1975年に設立しました。
元々スリランカには多くのゾウが生息していました。
その数はなんと約3万頭。
しかし1815年のイギリスの植民地化以降、ゾウが生息していた森林の破壊や狩猟が多く行われゾウの数は激減してしまいました。
そこでアジアゾウの絶滅を止めるために設立されたのが元々のきっかけです。
始まりはたった数頭のゾウさんを保護していたこの孤児院ですが、孤児院内での繁殖が進み現在では約110頭ものゾウさんがここで暮らしています。
人間が保護するゾウの群れの規模としては、ここが世界で一番です。
現在、緑豊かな広大な敷地で放し飼いされ、ストレスフリーな環境の中でゆったりと暮らすゾウさんを観光客が目の前で見学できるようになっています。
一緒に写真を撮ったり、触れ合うこともできちゃいます!
その他、孤児院での1番の見所はゾウさんの水浴びと赤ちゃんゾウさんへのミルクやりです。
今や地元の人も、世界中の観光客も訪れるスリランカの大人気スポットです!
・入り口
まず孤児院の入り口を入ると、孤児院内の地図とゾウさんの水浴び・ミルクやりの時間表があります。
目を通しておきましょう!
・ゾウさんが暮らす緑豊かな広場
孤児院内に、ゾウさんが暮らす広い敷地が存在します。
とっても広大で周りにはたくさんの木や芝生も生えている穏やかなスペースです。
柵は一切なくたくさんのゾウさんがここで放し飼いされています。
ゾウ使いがあちらこちらで見張りをしています。
まるで大自然の中で暮らす野生のゾウさんの群れを見ているよう。
こんなに間近で、こんなにたくさんのゾウさんを目の当たりにできるのはここならではの体験です!
見張りをしているゾウ使いに声をかけると、ゾウさんと触れ合ったり、一緒に写真を撮ることができます。
ゾウさんは人に慣れていてとっても人懐っこいので全く怖がる必要はありませんよ。
長い鼻でゾウさんの方から戯れてきてくれることもしばしば!
とっても愛嬌があってかわいらしいです。
ゾウ使いへのチップはお忘れなく!
・ゾウさんの水浴びタイム
これはゾウの孤児院での1番の見所です!
孤児院から一般道を挟んだ反対側の位置に流れるマハオヤ川へ、ゾウさん達が揃って水浴びをしに行きます。
なんとゾウさんたちの移動方法は歩き!
時間になると「ゾウが通りますよ」と言う合図のサイレンを鳴らしながらゾウ使いが先頭を歩き、その後ろをゾウさんの大群がやってきます。
列になって歩く何十頭のゾウはまさにゾウの大行進パレード。
両側にお土産屋さんが並ぶ商店街の中を通り抜けて行きます。
街中を歩く大量のゾウさんを間近で見れる場所など他にないでしょう。
迫力満点です。
地元の子供たちもゾウさんの後ろを走って追いかけます。
川に辿りつくと、ゾウさんは待ちに待っていたかのように次々と川の中へと入って行きます。
川は浅いので、ゾウさんたちの水浴びには最適です。
みんな気持ちよさそうに水遊びをしたり、寝転がって体を冷やしているゾウさんもいます。
中には飼育委員に体を洗ってもらっているゾウもいます。
なんだかみんな嬉しそうで見ていて笑顔が溢れてしまします。
川沿いにはカフェやレストランもあるので、食事をしながらゾウさんの水浴びを見ることもできちゃいます。
また、川沿いにはフルーツの入ったビニール袋を売っている男性たちが歩き回っています。
これを買うとゾウに直接フルーツの餌やりをすることができるのです。
フルーツの料金は200ルピー。
ゾウ使いに声をかけてフルーツをあげてみてください。
ちなみにフルーツは持参してもオッケーです。
写真撮影ももちろんできます!
そしてここでも、ゾウ使いへのチップを忘れずに渡してあげましょう。
ゾウさんの水浴びは毎日2回、
10:00〜、14:00〜
にやっています!
この時間に合わせて行くことを是非おすすめします。
・赤ちゃんゾウさんへのミルクやり
孤児院でのもう一つの大きな見所は、赤ちゃんゾウさんへのミルクやりです。
3歳以下の、比較的ミニサイズ(それでも充分大きい)のゾウさんが授乳をするところを目の前で見ることができます。
大きな哺乳瓶から美味しそうに、そして勢いよくミルクを飲む姿に癒されます。
大勢集まったお客さん全員がその姿を見れるように、ゾウさんは一回一回場所を変えてミルクを飲んでくれます。
階段状の席が檻の周りに用意されているのですが、本当にたくさんの人が赤ちゃんゾウさんを一目見ようと集まってくるので早めに行って席取りをしておくと良いです。
またゾウさんのその日のコンディション次第ですが、ミルクやりのお手伝いをさせてもらえることもあります。
ミルクやりの時間毎日3回、
9:15〜、13:15〜、17:00〜
です。
またミルクやりを見学するには入り口でチケットを購入する必要があります。
孤児院を訪れた際にはお見逃しなく!
★まとめ
このように、ゾウの孤児院ではただゾウさんを眺めるだけでなく、触れ合ったり一緒に街の中を歩いたりと、普段じゃ絶対にできない体験をたくさんすることができます!
ゾウさんの迫力に圧倒されっぱなしになること間違いなしです。
そして行くとゾウさんが今までより好きになります。笑
キャンディからだと比較的それほど遠くないので、是非訪れてみてください。
たくさんのかわいいゾウさんがあなたに会えるのを待っていますよ。
最安値保証!スリランカ観光タクシーサービス