世界遺産の古都キャンディにある「仏歯寺」のお参り完全ガイド!

・仏歯寺って?

https://etours.world/srilanka/archives/features/kandy

仏歯寺(Tooth Relic Temple/Dalada Maligawa)は、スリランカの仏教徒にとって大変重要な聖地です。

その名からも分かるように、この場所には仏歯(ブッダの歯)が奉納されています。

仏歯はスリランカの王権者を象徴し、また仏教の信仰対象として扱われたことから代々の王朝で重宝されてきました。

当時の王朝であったアヌラータブラにインドから仏歯が初めて運ばれてきたのは370年のことです。

そして代々受け継がれた後、仏歯は最後の王都であるキャンディに運ばれました。

仏歯を祀るために当時の王であったウィマラ・ダルマ・スリヤ1世が建てたのが仏歯寺です。

今ではここはスリランカのみならず世界中の仏教徒の人々がお参りにやってくる聖地です。

「プーシャ」と呼ばれる賑やかな祈りの儀式が1日に3回行われます。

第1回目は早朝に始まるのにも関わらず多くの人がやってきます。

伝統的なシンハラ建築のこのお寺には見所がたくさんあります。

金色の仏像や象の牙、天井の壁画やテラコッタの屋根瓦と、美しい光景が多く見られます。

誰でも中へ入りお参りをすることができます。

今回はプーシャのやり方や行く前に知っておきたいお役立ち情報等紹介したいと思います!

 

・プーシャに参拝する前に知っておきたい4つのポイント★

その1.プーシャは1日3回行われます

http://2travelight.com/2018/01/30/kandy-sri-lanka-january-2018/

6:00〜、11:00〜、18:30〜

の3回です。

この時間帯を狙って是非訪れてみてください。

とても貴重な体験ができます!

その2.裸足でしか入れません

https://blog.goo.ne.jp/dream-speaker/e/103cccd6dd98996cb1b3f0b5f80e7f2c

お寺の中には裸足で入ります。

受付でお金を支払う際に靴を預けます。

また帽子もかぶってはいけません。

肌の露出も禁止されているので、タンクトップやショートパンツでの入場はできません。

その3.現地の人は白い服を着て参拝

https://www.flickr.com/photos/jungle_boy/151322760/

スリランカの在家信者が身にまとう白衣(びゃくえ)を元に、現地の人々はお参りに訪れる際白い衣服を着てやってきます。

女性の中では白いサリーを着用してくる方もいるほどです。

これは敬意を払うためなので、皆さんももし持っていれば白い服を着ていくと良いでしょう。

その4.お供え物を買おう

http://reneestoll.blogspot.jp/2013/07/sri-lanka-temple-of-tooth-relic.html

お花やキャンドルをお供えして行く人がほとんどです。

これらはお寺の中でも購入することができますが、お寺周辺でもたくさん売っています。

お寺の中はいつも大変混雑するので外で買っていくことをおすすめします。

お寺の中では1セットRs100(約69円)で売っています。

現地の人でお米をお供え物として持ってきている人も多く見受けられます。

 

・いざお参りへ!

さてこれで準備は万端!

いざプーシャに参加してみましょう!!!

まず観光客専用の受付で入場料を支払います。

入場料は一人Rs1500(約1030円)です。

ここで靴を預けます。

https://www.123rf.com/photo_13244704_temple-of-sacred-tooth-relic-in-kandy-sri-lanka-december-8-traditional-moon-stone-at-the-entrance-to.html

日本語のオーディオガイドも無料で貸し出しがされています。

入ってすぐお供え物を買うことができます。

https://www.alamy.com/stock-photo-sri-lanka-kandy-lotus-flowers-used-as-offering-temple-of-the-tooth-90528110.html

中へ入るとまず天井がアーチ型の通路があります。

天井には「ペラヘラ祭」と呼ばれるお祭りの様子が描かれています。

「ペラヘラ祭」とは年に1度行われる盛大なお祭りで、象が仏舎利を背中にのせて街中を歩き回ります。

天井の壁画やその先にある色鮮やかなトンネル、また彫刻や絵が飾られたお堂があるので周囲を見渡してみてください。

https://www.pinterest.com/pin/466826317595446209/

ではいよいよプージャの始まりです。

https://www.worldwanderingkiwi.com/2016/02/sri-lanka-things-to-do-in-kandy/

プージャの開始の合図は盛大な太鼓の音です。

象牙が飾られた黄金色の室内に大きな太鼓の音が鳴り響きます。

これと同時に仏歯が奉納されている部屋への扉が開くのです。

今か今かとプーシャの始まりを待っていた人々が大量に一気に部屋の中への押し寄せていきます。

後ろから押される押される!

物凄い勢いです。空気も物凄い熱気。

一緒に来ている方とはぐれないようにくれぐれもお気をつけください。

https://4travel.jp/travelogue/11321288

2階に仏歯が祀られており、献花台があります。

皆持ってきたお花やお米をお供えしお祈りをするために2階へ向かい行列に並びます。

https://paulbigland.blog/2016/02/01/sri-lankan-sojourn-part-3/

https://www.wasimofnazareth.com/blog/2015/5/24/3-weeks-in-sri-lanka-part6-the-solo-journey-continues-next-stop-kandy-the-cultural-capital-of-sri-lanka

次から次へと皆お祈りしていくので、すごいスピードで列は進みます。

鮮やかな祭壇の向こうには金色の豪華な容器が見えます。

この中に仏歯が入っているのです。

https://theothersideofthecoconut.wordpress.com/2012/02/05/temple-of-tooth-kandy-sri-lanka/

あっという間にお祈りを終え、1階へ戻るとそこにはたくさんの仏像や絵が並んだ部屋に到達します。

奥にある象牙で飾られた金色のブッダの像は迫力があります。

http://keepcalmandwander.com/temple-of-sacred-tooth-relic-kandy-sri-lanka/

本堂を出るとココナッツオイルのキャンドルとお香をお供えする場所があります。

http://wendysimmons.com/sri-lanka-temple-candles-2

 

これでお参り終了です。

さらに先へ進むと展示室があります。

この中にはペラヘラ祭でかつて活躍した象の剥製や写真が飾られているので是非足を運んでみてください。

http://www.fivestar-club.jp/blog/traveler/archives/2013/12/post_573.html

また仏教博物館も併設されています。

 

補足:「ポヤデー」について

https://rajithamyblog.wordpress.com/2011/07/14/the-significance-of-esala-full-moon-poya-day/

ポヤデーはスリランカの祝日です。

ブッダを祝う日で、「満月の日」とも呼ばれます。

この日は皆が各地のお寺に白い服を来てお参りに行きます。

どこのお寺も大賑わいになります。

この日は皆飲酒も控えるので、お店ではお酒を買えなくなります。

もしポヤデーにスリランカを訪れていたら、是非お寺を覗いてみてください。

 

・まとめ

いかがでしたでしょうか。

プーシャは1日にたったの3回しか行われず、プーシャでしか仏歯が入った黄金の容器を目にすることはできません。

せっかく仏歯寺を訪れるのであれば、プーシャの時間帯を狙って普段ではできない体験を是非してみてください!


仏歯寺(Dalada Maligawa)

時間:5:30〜19:45(博物館:9:00〜)

休み:なし

入場料:Rs1000

場所:Sri Dalada Veediya, Kandy 20000 スリランカ

電話: +94 812 234 226

 

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